平成27年2月1日(日)日本口腔インプラント学会、第34回近畿北陸支部大会に参加の為、京都大学、 百周年時計台記念館 、 医学部芝蘭会館に行ってまいりました。私は卒後、京都府立医科大学の歯科や山科の歯科医院に、在籍していたことがありましたが、京都大学の訪問は今回が初めてでした。当日は雪が降りしきる中、会場に入りました。「目指すべきインプラント治療(超高齢社会への対応)」の題目どおり、骨粗しょう症治療や乳がんの術後治療薬であるBP製剤などのインプラント治療への影響など、興味深い講演を拝聴出来ました。BP製剤は昨今、多くの高齢者に処方され、顎骨内の不潔域にある歯牙(深い歯肉下で根面に大きなむし歯を有する残根歯)に関して抜歯前に既に腐骨を有し、排膿等が見られ、抜歯処置後にそれが顕著化することも稀に、見られることがあり、注意が必要です。尚、芝蘭会館別館では茶室が設けられ、京都ならではの学会を満喫することが出来ましたのは、関係者の方々の特別なお取り計らいと、大変、感謝いたしております。
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