スタッフブログ

2019.02.21

歯周病と咬合力について

こんにちは!!
先日、大阪大学歯学部同窓会学術委員会主催の『長期のSPTを通してみえてくるもの』に先生と衛生士二名で参加致しました。
歯を失う原因はむし歯や歯周病より歯の根が折れてしまう「歯根破折」が多いそうです。
その歯根破折が起こってしまう要因の一つが「歯ぎしり」です。
歯ぎしりは日常生活のストレスによって誘発されるそうなのですが、歯ぎしりは歯周病も悪化させてしまいます。
つまりこの歯ぎしりを軽減することで歯周病や歯根破折を予防できるのです。
その予防方法として、ナイトガードがあります。
大抵の方は夜寝ている間に歯ぎしりをしていることが多いので、夜寝る時にナイトガードを入れることにより歯ぎしりを予防することができます。
当医院でも歯ぎしりする患者様にナイトガード作製をおすすめしていますので、この講習会で更にナイトガードの意義を認識できました。
そして講師の先生の医院での症例や過去の論文から、定期的にメインテナンスを受けている方と受けていない方では、10年間での平均喪失歯数が2本程差があることも学びました。
定期的なメインテナンスの大切さも患者様に伝えていけたらと思いました。
この講習会を通して口腔の健康管理が健康寿命の延伸につながることを学びましたので、これからも患者様のお口の中の健康を保つお手伝いができるようにしていきたいと思います。

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