つめ物・かぶせ物

見た目と機能を回復し、歯を長く守る

見た目と機能を回復し、
歯を長く守る

虫歯治療などで歯を削った後は、つめ物やかぶせ物によって歯の機能を回復させる必要があります。
補綴物(つめ物・かぶせ物)は見た目を整えるだけでなく、しっかり噛める状態を維持し、残っている歯を守る重要な役割を担っています。
そのため、素材や精度によって治療後の快適さや耐久性に大きな違いが生まれます。
当院では、見た目・機能性・精度のバランスを大切にし、患者さまひとりひとりに適したつめ物・かぶせ物治療をご提案しています。

当院の補綴治療の特徴

  1. 院内製作によるスピーディーな治療

    当院では、つめ物・かぶせ物の約8〜9割を院内で製作しています。
    外注工程を減らすことで、治療期間の短縮と安定した品質の提供が可能です。

  2. 歯科医師による設計・監修

    補綴物(つめ物・かぶせ物)は、患者さまのお口の状態を把握している歯科医師が設計を行います。
    かみ合わせや形態まで細かく調整し、より適合性の高い仕上がりを目指します。
    また、院内でも作製が可能になった結果、かぶせ物、つめ物の形態にもバリエーションを増やすことができるようになりました。

  3. セレックによる精度の高い治療

    口腔内スキャナーによる光学印象と、ミリングマシンによる削り出しにより、精度の高いつめ物・かぶせ物を作製します。
    従来の型どりに比べて不快感が少なく、症例によっては即日治療も可能です。

セレックとは

セレックとは

当院では、ドイツ・シロナ社製のセレックシステムを導入しています。
口腔内スキャナー「プライムスキャン」で歯型をデジタルデータとして取得し、そのデータをもとに同社のミリングマシーンMCXによって院内でつめ物・かぶせ物を設計・製作する治療方法です。

従来のような印象材を使った型どりや外部への発注が不要となり、よりスムーズで精度の高い補綴治療が可能になります。

セレック治療の特徴

院内で完結するスピーディーな治療

スキャンから設計・製作までを院内で行うため、外注による待ち時間がありません。
症例によっては、つめ物・かぶせ物を即日で装着できる場合もあります。

歯科医師自身が設計する安心感

補綴物(つめ物・かぶせ物)の設計は、患者さまのお口の状態を直接確認している歯科医師が行います。
かみ合わせや形態まで細かく調整しながら設計することで、より適合性の高い仕上がりを目指します。

高精度な仕上がり

デジタルデータをもとにミリングマシンで削り出すため、ひずみの少ない精度の高いつめ物・かぶせ物の作製が可能です。

型どりの不快感を軽減

従来の粘土のような印象材を使用せず、スキャナーで歯型を取得します。
嘔吐反射がある方や型どりが苦手な方にも配慮した治療が可能です。

セラミック治療用設計システム
口腔内スキャナー
診療中の様子

取り扱いつめ物・かぶせ物の種類

つめ物

  • オールセラミック
    見た目が自然で変色しにくく、審美性に優れた素材です。金属を使用しないため安心して使用できます。
  • ハイブリッドセラミック
    セラミックと樹脂を組み合わせた素材で、自然な色合いと適度な強度を兼ね備えています。比較的費用を抑えつつ見た目も重視したい方に適しています。
  • ゴールド
    適合性と耐久性に優れ、長期的に安定しやすい素材です。奥歯など強い力がかかる部位に適しています。

かぶせ物

  • CAD/CAM冠
    保険適用で白いかぶせ物が可能な素材です。自然な見た目が特徴で、金属を使用しないため金属アレルギーの心配も軽減されます。
  • オールセラミック
    金属を使用しないため透明感があり、天然歯に近い自然な仕上がりが特徴です。変色しにくく、審美性を重視される方に適しています。
  • メタルボンド
    内側に金属、外側にセラミックを使用したかぶせ物です。強度と審美性を兼ね備えており、幅広い部位に対応できます。
  • ゴールド
    適合性に優れ、歯とのなじみが良く長期間安定して使用できる素材です。柔軟性があるため噛み合う歯にも優しく、奥歯に適しています。
  • 前装冠
    金属の表面に白い素材を貼り付けたかぶせ物で、主に前歯に使用されます。保険適用内で見た目をある程度改善できます。
  • ラミネートベニヤ
    歯の表面を薄く削り、セラミックを貼り付けることで色や形を整える治療です。前歯の審美改善に適しています。

治療の流れ

STEP 01

カウンセリング

お口の状態を確認し、虫歯の有無や歯の状態を診査します。
患者さまのご希望もお伺いし、治療方法や使用する素材について丁寧にご説明します。

STEP 02

歯の形成

虫歯部分を除去し、つめ物・かぶせ物を装着するために歯の形を整えます。
できるだけ歯を残すことを意識して処置を行います。

STEP 03

型どり(スキャン)

口腔内スキャナーを使用し、歯の形状をデジタルデータとして取得します。
従来の型どりに比べて不快感が少ないのが特徴です。

STEP 04

設計・製作

取得したデータをもとに、院内でつめ物・かぶせ物を設計・製作します。
歯科医師が形態やかみ合わせを確認しながら進めます。

STEP 05

装着・調整

完成したつめ物・かぶせ物を装着し、かみ合わせやフィット感を細かく調整します。
違和感がない状態でお使いいただけるよう仕上げます。

STEP 06

メンテナンス

長く快適に使用していただくためには、定期的な検診やクリーニングが重要です。
つめ物・かぶせ物の状態やお口全体の健康を継続的にチェックしていきます。