4月21日に開催されました、第28回ライオン健康セミナーに歯科衛生士3名で行って参りました!!
『「人生100年時代」に向けた歯科医療をめざして』というテーマで、講演を聴かせて頂きました。
ところでみなさんは口呼吸になっていませんか?
口呼吸は口腔内環境の悪化や歯周病悪化、歯並びの悪化、心身不調に影響があるそうです。
習慣的に口呼吸をしている方はどれだけきれいに歯を磨いたり、定期検診で歯をクニーニングしていても、口腔内細菌の数が減りにくく、口腔内環境の悪化、歯周病の悪化につながります。
また子供の頃から口呼吸で常に口が開いている状態だと、前歯が前に出て歯並びが悪化しやすくなります。
特に口呼吸の方の多くは「低位舌」という、口を閉じている時に舌の先が上顎についていない状態にあります。
低位舌は気道が塞がり、いびきの原因になったり、気道を確保するため首を前に出すので、猫背になったりとあまりいいことがありません。
そして鼻にはゴミや塵を除去・濾過したり、細菌やウイルスを不活化するなどの役割があるので、口呼吸は体の免疫にも影響を及ぼします。
口呼吸の原因は慢性的な鼻炎など鼻の病気によるものもありますが、子供の頃からの習慣で無意識に口呼吸になっている方もいらっしゃいます。
口呼吸を改善するのに「あいうべ体操」が効果的です。
声を出さなくてもいいので、口をゆっくり大きく「 あ、い、う、べ 」と動かす体操です。「べ」の時は思いっきり舌を前に出してください。決して無理はしないでくださいね。
これをすることにより口の周りの筋肉や舌の力が鍛えられ、口呼吸の改善につながります。
口の健康を通して、全身の健康にも貢献できるようにしていきたいと改めて思った一日でした✨
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